昨年夏HTL21を購入、S-OFF,TWRP導入,CM11を導入して常用していました。
ストレスフリーで電池もちも良く、半年ほど使ってきました。
PCをWindows7からWindows8、8.1にアップデートしてからfastbootモードで認識しなくなってしまいました。
必要なもの
- S-OFF済みのHTL21
- adb環境導入済みPC(筆者はWin8.1 64bit)
- USBポート(できればハブを経由しないもの)
- 文鎮化させても泣かない覚悟
Win7の時は問題なくfastbootドライバをインストールできましたがWin8.1(8は不明)ではHTCDriverをインストールしてもfastbootデバイスだけが認識しませんでした。(adbやRecoveryでは認識する)
S-OFF済みなはずなので解説する必要はなさそうですが一応...
音量↓ + 電源でhbootが起動します。
この画面になれば成功です。
写真のように「FASTBOOT」の項目が青くなった状態で電源ボタンを押すと
画面が少し変わり、fastbootモードになります。
この状態でUSBケーブルを差しコマンドプロンプトで
『fastboot devices』
と打ち、Enterキーを叩くと
※一部黒く塗りつぶしております。
このように出るはずなのですがWindows8.1の一部環境ではHTL21を認識しないことがあるみたいです。
当方では
「USBデバイス「HTC Unknown USB Device(Device Failed Enumeration)」への接続に失敗しました。デバイスエラーです。」
というバルーンが出てきました。
この原因はhbootのバージョンが古い(HBOOT-1.39.0000?)と認識しないらしく、hbootのバージョンアップで解決するらしいです。
ではhbootをアップデートしていきましょう。
まずはこちら、
au HTC J butterfly HTL21 専用アップローダ | PL99IMG154.zip ダウンロード | uploader.jp
をダウンロードします。
ダウンロードが終わったら適当なmicroSDカード(初期化されることはないのでご安心を)のルートディレクトリにPL99IMGにリネームして置きます。
SDカードをアンマウントしてHTL21に挿入、hbootでHTL21を再起動します。(fastbootモードの場合一番上のBOOTLOADERを選択し、電源ボタンを押す)
再起動するとこのようにRUUモード(?)に切り替わります。
この画面で音量↑ボタンを押すと数回再起動し、hbootのアップデートが始まります。
再起動が終わり、hboot画面に戻り画面上の方に
『HBOOT-1.54.0000』
と書いてあればアップデート完了です。お疲れ様でした。この状態でコマンドプロンプトからfastbootモードで色々な事が出来るようになると思います。
Samsung端末を持っていて、Kiesがインストールしてある環境でHTC機のfastbootデバイスが認識しない場合の対処法を書いてみます。
※ここから先は非常に危険であり、「システムの復元」などを使わないと復旧できなくなる可能性があります。
fastbootモードでPCに繋いだ状態でデバイスマネージャを開き、「!」になっているドライバで右クリック、ドライバーソフトウェアの更新を押します。
この画面になったら「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリック。
「コンピューター上のデバイス ドライバーの一覧から選択します」をクリック。
※画面は環境によって異なります。
「ADB Interface」を選択し、画面の指示に従いながらインストールします。
これも「はい」を押して進みます。
成功すると認識され、「!」が消えるはずです。ではこのへんで。